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撮影:サイト管理者
東京経済大学・民話愛好会表題の書籍は私が学生時代に在籍していた東京経済大学民話愛好会(文化会)が年度末に制作する民話や民俗学の資料集です。実はこのサークルは私が卒業した数年後には廃部になり、今は存在していません。
活動の内容と私のかかわり方
サークル活動としては、まず民俗学の勉強や研究をしながら、あるテーマに沿った民話の実際の伝承状況などを調べるために地方に採集訪問活動を行っていました。そしてその時に聞けた民話などを中心に自分たちで人形劇や影絵などにして表現活動(伝承活動の一環)として実演していました。
サークル活動としては、まず民俗学の勉強や研究をしながら、あるテーマに沿った民話の実際の伝承状況などを調べるために地方に採集訪問活動を行っていました。そしてその時に聞けた民話などを中心に自分たちで人形劇や影絵などにして表現活動(伝承活動の一環)として実演していました。
私(サイト管理人)はどちらかというと、ほぼ殆どは劇を行うメンバーで、キャストから始まり、音響や照明の配線や操作、さらには脚本を作り、演出などを行っていました。劇公演は春に保育園や学内公演、秋は学園祭で公演を行っていました。もちろん夏に行う民話の採集訪問は毎年参加していましたが、主力のメンバーではありませんでした。ですのでここで紹介する資料集「民話伝承」も年度末の制作作業は手伝ってはいましたが、こちらも自分の企画でつくったものではありませんでした。
それぞれの主要テーマは?
3部のうち、長野県松本市・大町市など安曇野付近のもの、および小県郡付近のものは「伝説・泉小太郎」が中心、そして長野県伊那市、駒ヶ根市、塩尻市付近のものは「伝説・早太郎」が中心のテーマになっています。
それぞれの主要テーマは?
3部のうち、長野県松本市・大町市など安曇野付近のもの、および小県郡付近のものは「伝説・泉小太郎」が中心、そして長野県伊那市、駒ヶ根市、塩尻市付近のものは「伝説・早太郎」が中心のテーマになっています。
資料集の意義と価値
でも最終訪問活動では、地方の農家などで色々な話を聞くことができ、貴重な体験になったと思っています。書物で勉強したり読むのとはちがって、地方の老人などからじかに昔話や伝説を聞くと、その背景にあるものや、なぜこんな伝説が出来たのか?など、地域や人によって様々な解釈などがあり、ひじょうに興味深いものでした。
でも最終訪問活動では、地方の農家などで色々な話を聞くことができ、貴重な体験になったと思っています。書物で勉強したり読むのとはちがって、地方の老人などからじかに昔話や伝説を聞くと、その背景にあるものや、なぜこんな伝説が出来たのか?など、地域や人によって様々な解釈などがあり、ひじょうに興味深いものでした。
いまここで細かい説明をできるほど知識もありませんが、昔ながらの手書きのガリ版印刷で、小学校の頃のテストやプリントを思い出しますが、多分に年ごとに200部くらいずつしか存在しない貴重な文化資料になっていると思っています。
ちなみに全部員と全OB、採集訪問に協力していただいた各市町村の役場や教育委員会のみにしかお渡ししていないはずです。単なる機関誌的な書籍ですが、その地域では当時の実地の民話の伝承状況や、話者の状況などが明らかになるはずで、それぞれの役所等では文化資料の一つとして保存していただいてあるはずです。
当資料集は私だけの制作ではなく、サークル全体の制作ですが、当時在籍して活動していた時期の資料集の写真も掲載しました。もし元部員の方がご覧になる機会がありましたら、ご容赦ください。